治療院概要
当院では親切で清潔、そして鍼灸・マッサージの専門家としての豊富な知識と経験に基づき日夜技術を磨き、皆様方の健康づくりに役立つ事を目指しております。
院名 | 鹿行鍼灸院 |
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院長 | 仲沢進 公益法人 全日本鍼灸マッサージ師会業務執行理事(視覚障害局長) |
所属団体 | (社)全日本鍼灸マッサージ師会 (社)茨城県鍼灸マッサージ師会 |
住所 | 〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中5211-2 案内図はこちら |
電話 | 0299-82-8935 |
FAX | 0299-82-8902 |
駐車場 | 自家用車5台分 |
受付時間 | 午前8時30分~11時30分 午後2時~7時(予約制) |
休診日 | 日曜・月曜・祭日 |
往診 | 鍼灸:原則的には無しですが、可能な場合もあります。詳しくは「自力・他力での通院が不可能な方」をご覧ください。 |
マッサージ:有り 足の反射療法:無し | |
一人当たりの治療時間 | 鍼灸:30分前後 |
治療費 | 鍼灸:初診料¥3,000 鍼・灸、単一の1回分治療費¥3,300、鍼灸併用の1回分治療費¥3,800、(院長のみ15分超えた場合、5分毎に+1,000円) |
院長略歴
昭和27年 | 茨城県鹿島町生まれ。 |
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昭和35年 | 茨城県立盲学校入学。 |
昭和47年 | 按摩・マッサージ・指圧師免許取得。 |
昭和49年 | 鍼灸師免許取得。同年茨城県立盲学校卒業とともに現在地に「仲沢鍼療院」開院。 |
昭和49年~昭和53年 | 「東洋鍼医学会」にて脈診流鍼灸術の基礎を学ぶ。 |
昭和55年~昭和62年 | 「鍼光会」にて鍼灸の臨床研究。 |
昭和62年~平成3年 | 「鹿行鍼灸マッサージ師会」および「鹿行視覚障害者協会」会長。 |
平成7年~ | 「茨城県鍼灸マッサージ師会」広報部長。 |
平成11年~平成19年3月 | 「筑波技術大学」非常勤講師。 |
平成12年 | 「厚生大臣賞」受賞。 |
平成15年4月 | 「茨城県鍼灸マッサージ師会」副会長。 |
平成21年4月 | 「茨城県鍼灸マッサージ師会」会長。 |
平成22年4月 | 「公益社団法人全日本鍼灸マッサージ師会」視覚障害委員会 委員就任。 |
平成24年11月 | 黄綬褒章 受賞。 |
平成26年7月 | 「全鍼師会関東甲越地区協議会」会長就任。 |
平成28年11月13日 | 「全鍼師会関東甲越地区協議会」会長退任。 |
平成29年4月2日 | 「茨城県鍼灸マッサージ師会」会長退任。 |
平成29年5月28日 | 公益法人 全日本鍼灸マッサージ師会業務執行理事(視覚障害局長)就任。 |
令和7年1月7日 | マッサージの縮小のため、院名を「鹿行鍼灸院」へ変更 |
来院前の予備知識
当院における治療方針、体制などの説明です。患者さんの症状、治療に至るまでの経緯によっては保険が適用できる場合もありますので、合わせてご覧ください。
さいごに
患者さんの疑問を少しでも解決出来れば、と思いこのホームページを立ち上げたわけですが、疑問を感じながらも聞き難い事もあると思います。それは「眼の不自由な先生に治療を受けていて大丈夫なのだろうか?」という事です。不快な印象を与えないよう努力しておりますし、お気づきの点がありましたら遠慮無くご指摘下さい。長期間当院をご利用頂いている患者さんは既にご理解の事と思いますが、避けて通れない問題ですので私なりの考えをまとめて見ます。
宗教関係者が、険しい山野に篭ったり、厳しい寒さの中を滝に打たれる等で心身を鍛える事を[禊ぎ]と言います。身体障害者が、そのハンディを克服して生活や仕事をするという事はこの[禊ぎ]と類似した行為で、健常者には考えられないような感性が磨き上げられます。もちろん、それを支えて頂いているのは政治・行政やたくさんのボランティア関係者等のご厚情であり、心から感謝申し上げると共にその期待に応えられるよう頑張りたいと思います。
さて、鍼灸マッサージの業界では多くの視覚障害者が活躍しておられます。私の師匠であった[東洋鍼医学会]元会長、故 福島広道先生は、全盲と難聴という二つの障害を克服し全国に1,000名以上の鍼灸師を育成されました。その中には私と同じ視覚障害者がたくさん含まれています。確かに眼が不自由ですので、患者さんの顔色を見たり色々な動作を確認する事は出来ませんが、声を聞いたり脈診や触診等の触覚が鋭くなっていますのでご安心下さい。情報を集めて管理する能力も健常者より劣ると思いますが、この原稿を書いているパソコンや、図書館等を最大限利用してカバーしております。
世の中で高い評価を頂いている方々は、僅かなヒントから大きな解答を出しているように思います。それに反し、大きなヒントから僅かな解答しか出せない人は、恵まれた環境にありながら十分な力を発揮できずにいるようです。自立を目指し頑張っている障害者に対し、時には厳しく鍛えて頂き、時には優しく支えて頂けるようお願いします。